固定費削減で投資のタネ銭を作る!家計最適化の具体策

節約

みなさん、こんにちは

中流投太郎です。

以前「新卒が3年間で500万円貯金する具体的な方法」というタイトルで筆者自身の経験談についてまとめました。

今回は切り口を「固定費」の支出という事でどう最適化するか?についてまとめてみよう。

日々の出費には変動費と固定費があると思うが、変動費に関してはなかなかコントロールができない、子持ちの筆者家庭では何かしらイベントが発生して急に多くかかってしまう事がる、その反面固定費は何かと毎月一定額かかるようなもの、ここをしっかり最適化して支出を少しでも抑えれば確実に毎月余裕が出てくる、今回はこの固定費にフューチャーしてどう最適化していくのか検討した。

固定費とは?

そもそも「固定費」とは何だろうか?それは、毎月一定額がかかる支出のことだ。代表的なものには家賃や住宅ローン、保険料、通信費、さらにはサブスクリプションサービスなどが挙げられる。変動費、つまり外食費や趣味の出費のような「毎月金額が変わる支出」とは違い、固定費は一度契約すれば自動的に毎月同じ金額が引き落とされていく。

だからこそ、固定費は一度見直すだけで、家計に大きな変化をもたらす可能性が高い。削減できた金額は、そのまま投資の「タネ銭」として活用できるわけだ。

なぜ固定費に着目するのか?

日々の支出を考えると、変動費よりも固定費の方が削減しやすいのではないだろうか。変動費、例えば外食費や趣味にかかる費用を削ることも一つの手だが、これはなかなか難しい。特に子育て世代にとっては、突発的な出費が避けられないからだ。子どもの学校行事や医療費、思いがけないイベントが重なることも多い。そうなると、変動費を削るよりも固定費を見直した方が、無理なく家計を改善できるのではないだろうか。

固定費の魅力は、一度見直せばその効果が毎月自動的に持続するという点だ。仮に固定費を月1万円削減できたとしよう。それだけで年間12万円の節約になり、この12万円を投資に回せば、複利の力でさらにお金を増やすことができる。まさに、効率的な資産形成の第一歩と言えるだろう。

見直し項目とその選択肢

では、どの固定費を見直せば良いのだろうか?ここでは主な固定費の見直しポイントと選択肢を挙げてみた。

1. 住居費

住居費は、家計の中で最も大きな割合を占めることが多い。ここを見直すことで大きな効果が期待できるだろう。よく手取りの2,3割が目安なんて言われるがこんなのガンガン下げれればいいに決まってる。

ただ、下げすぎてあまり条件の悪い物件に住むのも良くない。実際筆者の経験上、条件の悪い物件は周りの治安や、住んでいる人間の質が悪い気がする。また、駅から遠くなってしまって日々電車利用の人からすると辛い。バランスのいい物件を見つけるのがポイントだ。

以下、色々提示しているが、正直まずは一番最初に家賃の低い物件を見つけて住むのが一番の解決策だ。

家賃交渉:更新時にオーナーに交渉してみるのも手だ。意外と家賃が下がることもある。が昨今のインフレ下ではなかなか結果は伴わないだろうし、実際素人がやった所で結果は変わらないだろう。おすすめはしない。

住み替え:同じエリア内でより安い物件を探してみてはどうだろうか。
住宅ローンの借り換え:金利の低いローンに切り替えることで、数万円単位の節約になる場合もある。

駐車場費用の削減:敷地内駐車場を解約し、近隣の安い駐車場を利用する方法もあるだろう。というかそもそも車を手放すという考え方もあるはずだ。これは住む場所にもよるのでなんとも言えないが。

2. 通信費

通信費も多くの家庭で見直し効果の高い固定費ではないだろうか。スマホやインターネット回線の契約内容を精査するだけで、月数千円単位の削減が可能だ。

特に通信費関しては今色々な選択肢がある。昔は超大手キャリアしか選べなかったが、今は色々な会社/プランを選べるのでしっかり調べて選んでほしい。

また見直すポイントとしては「日々の自分の使い方」を考慮すべきだ。1日の使用時間や、環境(WIFIが利用できることが多い)、使用方法等々、自分のスマホの利用状況をしっかりと確認した上で、キャリアやプランを検討すべきだ。

格安SIMへの乗り換え:大手キャリアの料金プランから、格安SIMのプランに切り替えれば、月額料金が半分以下になることも珍しくない。

不要なプランやオプションの解約:データ通信無制限や電話かけ放題のプランが本当に必要か見直してみるべきだ。

インターネット回線の変更:現在のプランが自分に合っているか確認し、場合によっては安いプランに切り替えるべきだ。

3. 保険料

保険は「万が一」のために必要なものだが、過剰に加入していないだろうか?必要最低限の保障だけに絞ることで、大幅な節約が可能だ。

正直20代独身のうちは保険なんていらないんじゃないかなと筆者個人としては考えている。結婚して子供ができたあたりから必要なのでは?

プランの見直し:保障内容や特約が自分の生活に合っているか再確認する。

共済保険の活用:民間保険よりもコストを抑えられる場合がある。

不要な保険の解約:独身時代に加入した保険がそのままになっていないか確認してみてはどうだろうか。

4. サブスクリプションサービス

月額料金制のサブスクは、一見安く感じるが積み重なると意外と負担になるものだ。まずは利用状況をチェックして本当に必要なのか?また他プランがないのか?確認すべきだ。

また、サービス内容も改めて確認した方がいい。内容が重複しているサービスもあったりするのでそういった無駄は排除すべきだ。

利用状況のチェック:実際に使っていないサービスを解約する。

家族共有プランへの切り替え:家族で利用できるプランにすることでコストを分担する。

年間プランの利用:長期的に使うなら、月額プランよりも割安な年間プランを検討しよう。

5. 自動車関連費

車を所有するコストは非常に高い。駐車場代、保険料、ガソリン代など、全てが固定費として家計に圧し掛かる。やはり今の時代車は高い。

車を手放す:必要な時だけカーシェアやレンタカーを利用する方法もある。

保険の見直し:自動車保険のプラン変更やダイレクト型保険に切り替える。

燃費改善:燃費の良い車への買い替えや、ガソリン価格が安いスタンドを利用する。

固定費を見直した効果

固定費の見直しは、毎月の支出を確実に減らすことができるため、効果がわかりやすいと言えるだろう。仮に固定費を月2万円削減できた場合、年間では24万円、10年間では240万円となる。この浮いたお金を投資に回せば、複利の力を活かして資産を増やすことができる。

さらに、固定費削減で得た余裕は、心理的な安定にも繋がる。家計の余裕があることで、将来への不安が減り、日々の生活にも安心感が生まれるのではないだろうか。

最後に

固定費の見直しは、家計改善の基本であり、資産形成の土台だと言える。変動費を削るのは精神的な負担が大きいが、固定費は一度見直せばその効果が長く続く。見直しで浮いたお金を投資に回すことで、将来の資産形成に繋がるのではないだろうか。

この記事をきっかけに、あなたの家計も見直しを始めてみてほしい。それが、投資のタネ銭を確保する第一歩になるはずだ。

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