みなさん、こんにちは。
中流投太郎です。
筆者は現在、都内で子育てをしながら働いている、ごく普通のサラリーマンである。働き方も一般的なもので、日中は最低8時間は勤務し、それほど高給というわけでもない。いわゆる「中流の共働き世帯」といったところだろうか。
そんな筆者だが、結婚し、子どもが生まれてからは「家事と育児をどう分担するか」が大きなテーマになった。家事・育児はどちらか一方が担うにはあまりにも負担が大きく、夫婦どちらかが倒れれば家庭は一気に回らなくなってしまう。だからこそ、**「無理なく分担する仕組み」**を作ることが重要ではないだろうか。
今回は、筆者が実践している家事分担のルールや、実際に担当している家事について詳しく紹介していこうと思う。共働きで家事分担に悩んでいる方の参考になれば幸いである。
1.家事分担は事前に話し合い、明確に決めるべきだ
家事分担を決める上で最も重要なのは、**「なんとなく」ではなく、事前に話し合ってルールを決めること」**だ。
夫婦どちらかが「できるほうがやればいい」と考えていると、気づけば一方に負担が偏り、不満がたまる原因になりやすい。特に、産後の妻の負担は想像以上に大きいため、「気づいたときに手伝う」程度では到底追いつかないのが現実ではないだろうか。
また、家事は人によって「どこまでやるべきか」の基準が異なる。たとえば、掃除ひとつ取っても、「毎日掃除機をかけたい派」と「週に1回で十分派」では認識が大きく違う。この認識のズレを事前にすり合わせておかないと、「自分はちゃんとやっているつもりなのに、相手は不満そう」といった事態になりかねない。
そのため、家事を分担する際には、次の2つを明確にしておくことが重要だ。
1.1 どの家事を誰が担当するのか?
家事には料理・掃除・洗濯・買い物・子どもの世話など、さまざまな種類がある。それを「得意なほうがやる」「時間のあるほうがやる」といった基準で振り分けると、後々のトラブルが少なくなるのではないだろうか。
筆者の家庭では、
• 朝食は筆者、夕飯は妻がメイン(妻時短で夕方は早めに帰ってくるので)
• 掃除や洗濯は筆者がメイン(夜or土日にできる家事なので)
• 子どものお風呂は筆者が担当(帰宅後のルーティンとして定着)
といった形で分担している。
1.2 どの程度のクオリティでやるのか?
家事のクオリティについても、夫婦間で共通認識を持っておくべきではないだろうか。
たとえば、
• 「料理は毎日手作りするのか?それとも冷凍食品や総菜を活用するのか?」
• 「掃除機は毎日かけるのか?それとも週1回で十分なのか?」
• 「洗濯物はきっちり畳むべきか、それともハンガーかけたまま収納でOKか?」
こうした基準が食い違っていると、「自分のやり方では満足してもらえない」「相手のやり方が手抜きに見える」といった不満につながる可能性がある。家事を分担する際には、「どのレベルでやるのか」も含めて話し合うべきだろう。
2. 筆者の家事分担リスト
ここからは、筆者が実際に担当している家事を具体的に紹介していこう。
2.1 ご飯系
・朝ごはんの準備
基本的に簡単なもの(パン+ヨーグルト、シリアルなど)、前日の夜のうちに作成しておくのがポイント。
朝ごはんにはお互いそこまでこだわりが無いので、いつも同じメニューだが、毎日同パターンは家事をしている側としてはありがたい。というか朝ごはん程度で何するか一々頭のエネルギーを使いたく無いので、これでいい。
・夕飯の仕込み
妻が時短なので、妻作ることが多いが、筆者が下ごしらえを手伝うことも、例えば朝に米だけ炊飯器にセットしとくとか、味噌汁だけ作っとくとかする時もある。
ここもできるだけ夕飯食べる前に全てを作るのはしんどいので、朝や前日のうちにできる所まで進めるのがポイント。
・冷凍弁当の作成
そもそも冷凍弁当ってなんだ?みたいな人向けに説明しとくと、多めにおかずとご飯を作って小分けにし冷凍しとく弁当の事だ。※文字通り
休日に作り置きをして、平日はレンジで温めるだけにする。そうする事で毎日弁当を作る暇をなくす。また、今日夕飯作るのめんどくさい、、、みたいな時にも夕飯として食べる事もしばしば。楽なんだよね。
ただ注意点として作った物は最低でも2週間以内に食べる事、あと同じ物たくさん作ると飽きるので、2種程度作っとくといい。
料理全般ポイント:料理は時間がかかるため、完全分担もあるが、仕込みだけ手伝うなどのスタイル
2.2掃除系
・週1回の掃除機
休日の午前中に一気にかけるのが筆者流、というかそこでしか掃除の時間がない。ただ普段はロボット掃除機が多少仕事しているので、実はそこまで汚れてなかったりもする。
・トイレ/洗面台などの水回り掃除(月数回)
気になったときに軽く拭きつつ、月3回ぐらい?はしっかり掃除。やはり水回り系はお互い毎日目につく所なので、ここでしっかりやっていれば評価も上がるのでは?
2.3洗濯
・洗う/干す/畳む
仕事終わりに洗濯機を回し、干して寝る。これは全て筆者側で実施しているタスクだ。
夜のうちに洗濯を済ませておくと、朝のバタバタが減るのではないだろうか。というか朝は出社の準備で忙しいのでそもそも朝にこのタスクをする事ができない。
2.4 子供周り
・お風呂(毎晩)
帰宅後に子どもをお風呂に入れて着替えさせるまで行っている。慣れると特段難しい事でもない。
ここでのポイントは最初から最後まで行う事。最初は服脱がせる/準備をするから最後服を着させる事までだ。
どこからどこまでをこちら側でやるのか?しっかり認識を共有しておかないと、後々最後までやって無い!なんて言われかねない。
3.家事分担のコツ
感謝の気持ちを忘れない
どんなにルールを決めても、「やってもらって当たり前」になってしまうと、不満が生まれやすい。お互いに「ありがとう」と伝え合うことが、円満な家庭の秘訣ではないだろうか。
便利家電やサービスを活用する
共働きなら、家事をすべて自力でやる必要はない。食洗機・ロボット掃除機・ネットスーパーなどを積極的に活用するのが賢いやり方ではないだろうか。どうやったら楽できるか?みたいな視点常に無いとダメだと思ってる。
4.最後に
家事分担の形は家庭ごとに異なる。ただ、重要なのは「お互いが納得できる形を見つけること」ではないだろうか。話し合いを重ねながら、最適なバランスを探っていこう。
それでは、また次回。
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