皆さんこんにちは。
中流投太郎です。
今日はタイトルにあるように、最近都内で住宅購入をした中流リーマンである私が 検討したことや考えたこと をダラダラと書いていこうと思う。
家を買うことは、しょっちゅうお茶を買うような簡単な買い物ではなく、やはり大きな決断だ。
筆者夫婦はいわゆる「普通の会社員」だが、それでも大金が動く話である。今後の家族構成も踏まえながら、いろいろ考えて購入に踏み切った。
そもそも、なぜ家を買ったのか?
資産形成の観点から言えば、賃貸の方が有利だとよく言われる。
実際、金融資産を増やすことを考えれば、わざわざ家を買う必要はないだろう。
※ただ今後インフレの世界が長期化するなら考え方によっては全然あり
しかし、子供が生まれて気づいたのは「やはり広いおうちで家族と過ごしたい」という思いだ。
そのため、筆者にとって住宅購入は 投資ではなく消費 の側面が強い。
立地に関しては23区外ではあるが、駅から徒歩15分圏内で、そこそこの広さが確保できる戸建を選んだ。土地の価値は将来もある程度残るだろうと考えたが、建物は30年後に価値があるのかどうかは微妙だ。
家選びで重視したポイント
1. 通勤時間
夫婦ともに都内勤務であるため、通勤は「ドア to ドアで1時間以内」を絶対条件とした。
駅から家までは徒歩15分以内、さらにバス路線が通っていることを重視した。夏の暑い日など、バスがあるかどうかで体力的にも精神的にも大きな差があると感じたからだ。
2. 予算と住宅ローン
世帯年収は1,000万円以上あり、いわゆる「パワーカップル」と呼ばれる類に入るかもしれない。
ただし、子供の教育費や今後の出産などを考えると、ペアローンでギリギリまで借りるのは危険だと判断した。
- ボーナス払いは極力避け、基本給ベースで返済可能なローンを組む
- 借入額は年収倍率5倍程度に抑えた
- 頭金はしっかり入れて、余裕を持たせた
このように「無理のない資金計画」を最優先に考えた。
3. 間取りと住宅仕様
- リビングは1階(水回りも同じフロア)
- 延床90㎡以上、4LDK
- 駐車場2台分と小さな庭(家庭菜園やメダカ飼育用)
東京の住宅では「2階リビング」が多いが、買い物した荷物を毎回2階に運ぶのは不便だと感じたため、1階リビングを強く希望した。
4. 周辺環境
- 小中学校が徒歩数分圏内
- 駅から家までの道が明るい
- 森や雑木林が近すぎず、防犯面でも安心
- 近隣住民は同世代の子育て世帯が中心
また、外国人が多い地域や治安に不安を感じるエリアは避けた。これは偏見ではなく「子育て環境を守りたい」という意識によるものだ。
注文住宅は検討したのか?
よく聞かれるが、結論から言えば注文住宅は検討しなかった。
理由はシンプルで「土地代が高すぎて、建物を自由設計する余裕がなかった」からだ。
展示場を見に行くと夢は広がるが、都内で注文住宅を建てればすぐに1億円近くになる。とても現実的ではなかった。
住宅ローンの考え方
筆者の場合は「基本給で返済できる範囲」で借り入れを組んだ。
一部だけボーナス払いを設定しているが、あくまで補助的にすぎない。
ローンを組むときに大切なのは、
- 無理をしないこと
- キャッシュフローが赤字にならないこと
- 将来のライフイベントを見越すこと
この3点に尽きると思う。
まとめ|住宅購入で大切なのは価値観とタイミング
最終的に我が家が住宅購入を決めた理由は、やはり「広い家で家族と過ごしたい」という気持ちに尽きる。
投資目線で言えば不利かもしれないが、生活の質を考えると必要な選択だったのではないだろうか。
ポイントを振り返ると、
- 通勤時間(1時間以内)
- 無理のない予算設定
- 生活導線を意識した間取り
- 周辺環境の安全性・利便性
これらを軸に決めた結果、納得できる家に出会えた。
正直、100点満点の物件は存在しないだろう。しかし、自分たちの価値観を整理し、物件を数多く見て回ることで「タイミングよく出会う」ことはできると思う。
これから家を買う人にとって、少しでも参考になれば幸いだ。
以上
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