みなさん、こんにちは
中流勤労投資家です。
「投資ってなんだか難しそう」「忙しい会社員にできるのだろうか?」――こうした不安を抱える人も多いのではないだろうか。しかし、実際はそうではない。特にNISA(ニーサ)の積立投資枠を活用すれば、投資初心者でも手間をかけずに資産を増やす仕組みを作ることができるのだ。
この記事では、NISAの積立枠を活用した投資法を紹介していく。まずは積立枠で購入すべき銘柄を押さえ、長期的な資産形成を目指してほしい。投資は最初の一歩が肝心だ。この記事を読み終えたら、まずは行動に移してみてほしい。
投資をしよう!最初の一歩が未来を変える
最初に言わせてもらいたい。今の時代、貯金だけでは不十分ではないだろうか?銀行の普通預金金利はほぼゼロに等しく、預けているだけではお金は増えない。むしろ、物価が上昇すれば資産の実質価値は減少してしまうのだ。
なぜ投資が必要なのか?
1. 物価の上昇に備えるため
例えば、10年前に100円で買えたものが今では120円必要になっている場合、実質的にお金の価値は20%減少していることになるのだ。投資は、こうしたインフレーション(物価上昇)に対抗する手段と言えるだろう。
2. 資産を増やすため
投資を行うことで、年利数%の利益を得ることが可能だ。例えば、年利5%で運用できれば、20年で資産は2倍以上になる。これが複利の力だ。
3. 老後の備えとして
年金だけで将来の生活を支えるのは難しいと言われている。投資によって老後のゆとりある生活を確保できるのではないだろうか。
NISAとは?初心者でも始めやすい制度
初心者にぜひ知っておいてほしいのが、NISAという制度だ。NISAは、投資で得た利益が非課税になるお得な制度であり、投資を始める上で非常に役立つツールなのだ。
NISAの成長枠と積立枠
2024年からはNISAが新しくなり、以下の2つの枠で総額1,800万円まで用意されている神制度だ。
1. 成長投資枠 年間240万円まで、株式やETFなど幅広い商品に投資できる枠
2. 積立投資枠 年間120万円まで、投資信託などに積立投資ができる枠だ。特にまだ投資をした事ない初心者におすすめだ。この記事では、まずは積立枠を優先し、長期的に資産を増やしていく方法を解説する。
ここでは簡単に説明したが、もっと詳しく知りたい人は金融庁の公式ページを参考にしてほしい。
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/know/index.html
忙しい会社員こそNISAで積立投資を仕組み化しよう
会社員は日々の業務で忙しく、投資に多くの時間を割くことが難しいのではないだろうか?そこでおすすめなのが、仕組み化して積みたてNISAをすることだ。
積立NISAと仕組み化のメリット
積立NISAを使えば、毎月決まった金額を自動的に投資することができる。この仕組み化投資には次のようなメリットがある。
– 時間をかけずに投資できる 一度設定すれば、あとはほったらかしでOKだ。毎日忙しい会社員にはぴったりだろう。
– リスクを抑えられる ドルコスト平均法の効果により、相場が高い時には少なく、安い時には多く買う仕組みだ。これにより、購入価格の平均を抑えることができる。
– 精神的に楽 相場の上げ下げに一喜一憂する必要がなく、長期的な視点で安心して運用できる。
ネットで色々な証券会社があるが、楽天でもいいしSBIでもいいからまずはNISAの積立枠を利用した投資を始める事をおすすめする。また、クレジットカードでの積立購入も可能で、ポイントの還元率も高かったりする。各社特徴があるのでぜひ調べて、まずが証券会社の口座開設しよう。
積立枠で購入すべき銘柄はこれだ!
積立枠では、長期投資に適した投資信託を選ぶべきだ。初心者でも迷わず選べるシンプルな銘柄を紹介しよう。
全世界株式型
世界中の企業に分散投資ができる全世界株式型は、初心者に最適だ。
– eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):信託報酬が非常に低く、1本で先進国から新興国まで広くカバーできる。
– 楽天・全世界株式インデックス・ファンド:楽天証券で人気の商品で、バンガード社のETF「VT」をベースにしている。
S&P500型
米国の代表的な500社に投資できるS&P500型は、安定性と成長性を兼ね備えた選択肢だ。
– eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):コストが安く、初心者から上級者まで幅広く支持される定番商品。
– 楽天・全米株式インデックス・ファンド:米国市場全体に分散投資でき、中小型株も含めた成長を狙える。
– SBI・V・S&P500インデックス・ファンド:バンガード社のETF「VOO」を元にした商品で、コストパフォーマンスが抜群だ。
これらの商品を選べば、迷うことなく安心して長期投資を始めることができるだろう。
最後に:積立投資で未来を変える一歩を踏み出そう
積立NISAを活用した投資は、忙しい会社員にとって最適な資産形成手段だ。紹介した全世界株式やS&P500型の投資信託を参考に、まずは仕組み化投資を始めてみてほしい。
投資の鍵は、「早く始めてコツコツ続けること」にあるのではないだろうか?この記事がその第一歩の助けになれば幸いだ。そして将来、「あのとき投資を始めて良かった」と思える日が来るのではないだろうか?
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