【投資スタイル】貯金力のある中流サラリーマンは米国高配当ETF投資で不労収入を増やし精神安定を図ろう

投資

みなさん、こんにちは

中流勤労投資家です。

あなたは、安定した収入を持ち、毎月ある程度の貯金ができる中流サラリーマンだろうか?もしそうなら、今こそ米国高配当ETF(上場投資信託)への投資をおすすめしたい。貯金だけでは将来の不安は消えないし、今日本で起き始めているインフレの世界では、銀行に眠る現金は価値を失い続ける。

そこで、個人のインフレ対策として案が出てくるのは株式や不動産を持とう!みたいな声だ。筆者も基本的には同意見だが、知識が無い中いきなり個別株や不動産に走るのはかなりきつい。ましてやレバナス等々ハイリスクな金融商品なんぞに手を出してしまったりする人も、、、。

そこで筆者は貯金力がある中流サラリーマンには米国高配当ETF投資をおすすめしたい、緩やかな資産価格上昇と微量ながら不労収入を生み出し精神的な安定をもたらす最適な投資手段だ。この記事では、その理由とメリットを解説して、投資に興味のある人の背中を少しだけ押したい。

なぜ貯金だけではダメなのか?

まず、現金が銀行に眠っているだけの状態では資産は増えない。むしろ、昨今の日本で起きているインフレーション(物価の上昇)によって現金の実質価値が目減りしている。毎年インフレーションが続けば、10年後にはあなたの資産の実質価値は大きく減少。貯金はリスクがあるので、お金に働かせるという視点が必要。

  • インフレによる目減り:今は100万円で買えるものが、10年後には120万円必要になることは珍しくない。
  • 機会損失:投資をしていれば得られた利回りが、貯金だけでは手に入らない。

米国高配当ETFがサラリーマンに適している理由

米国高配当ETFは、手軽で効率的に分散投資ができる金融商品だ。上場ETFは投資のプロがお金を集め運用している。また、その商品内は色々な銘柄が入っており既に分散投資が効いている状態だ。知識のない素人がポートフォリオを自分で考え、いきなり個別銘柄に手を出すなんかよりもリスクが低いし手間もかからない。また、銘柄によっては配当金もしっかり出るので、これもまた精神安定にはかなり貢献している。

そしてなんといってもドルで運用し稼げるのがポイント。世界の基軸通貨であるドルを運用して資産UP配当UPを目指せるのはかなり素晴らしい。昨今の円安でもわかるように円のゴミ屑化が止まらない。日銀の金融政策次第ではなんとも言えないが、国力や外貨を稼ぐ力が少しずつ落ちている日本ではこの円安トレンドは長期的には継続するのかなと。やはりドルで資産を築けるのは心理的安定性が築ける。

  • 手間が少ない:ETFはプロが管理するので、個別株のように時間をかけて分析する必要がない
  • 配当収入がある:配当金は定期的に支払われ、長期的な資産形成とともに不労収入
  • 精神的安定:投資を通じて毎年配当(上手くポートフォリオを組めば毎月)を受け取ることで、「お金が働いている」感覚が得られ、精神的な安定を感じられる。

高配当ETFの選び方と注目ポイント

高配当ETFにもさまざまな種類があるが、以下のポイントを押さえることで、自分に合ったものを選べる。ここでは簡単な視点のみ紹介するが、いずれ注目ポイントを押さえた記事を書きたいと思う。

配当利回りをチェック

配当利回りとは、株価に対して年間の配当金がどれくらいの割合かを示す指標だ。個人的に、2〜4%の利回りがあれば高配当と感じる。より高利回りの商品もあるが、そういった商品はだいたいリスクが伴うし内容が理解できない。

考え方として、自分がいくら投資できて、毎月いくら配当金が欲しいか?をある程度明確にしそれに合わせて投資を行うべきだ。闇雲に高利回り商品を買うのは危険だ。

経費率を確認

ETFは管理コストがかかる。出来るだけここは抑えたいところではある。

分散投資効果を考える

ETFはもともと分散投資の効果があるが、その中でもセクター(業種)や地域が偏っていないものを選ぶことでリスクを抑えられる。たとえば、米国を中心にしたETFや、全世界に投資するもの、業界特化型など本当に色々ある。個人的に、先ずは全世界や米国市場、高配当銘柄のみを集めた商品などに手を出すべきかなと。いきなり新興国やセクター特化銘柄はやめた方がいい。

実際におすすめの高配当ETF

ここまで読んで頂いた読者は具体的に、どの高配当ETFが選ばれているのか気になるのでは?以下は、人気のある高配当ETFの例だ。あくまでも例ですからね!投資は自己責任で。

VYM(Vanguard High Dividend Yield ETF)

  • 概要:米国の高配当株に投資するETF。数百社に分散投資されており、安定した配当が期待できる。
  • 特徴:低い経費率と、高い配当利回りが魅力。また、価格の上昇も見込める

HDV(iShares Core High Dividend ETF)

  • 概要:経費率が低く、配当利回りが高め。米国の安定した大企業を中心に投資するため、リスクが比較的低い。
  • メリット:特にディフェンシブ銘柄が多いため、経済の下振れ時にも比較的安定。

SPYD(SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF)

  • 概要:S&P 500の中から高配当株を選出して構成されています。配当利回りが他のETFよりも高い傾向にあり、短期の収入増に適している。
  • 注意点:配当利回りが高い、金融・不動産セクター多めなので、景気変動による株価の変動が大きいことも。

高配当ETF投資の運用戦略

ETFへの投資を始める際には、戦略が必要。中途半端な知識で投資を始めると、かえってリスクが増大する。やるならやるで運用ルールを自分の中で決めて無理のない範囲で継続すべきかなと。

定期的な積立を実施

投資の基本は「時間を味方にすること」だ。定期的に一定額を積み立てることで、ドルコスト平均法が働き、価格変動の影響を緩和できる。これにより、高値掴みのリスクを抑えられる。

  • 月々の積立額を設定:毎月無理なく積み立てられる金額を決めます。無理なく!がポイント
  • ボーナスを活用:特にサラリーマンにはボーナスというまとまった資金が入る。これをETF投資に回すことで、一気に資産形成が加速。

再投資で資産を増やす

もちろん受け取った配当金が何でも使ってもいい、けどここまでこの記事に付き合っている読者は更なる欲のある人間が多いのではないのだろうか?(笑)

配当を受け取って終わりではなく、その配当を再投資することをおすすめする。配当に配当がつくので、複利効果が期待できる。長期的に見れば、この再投資戦略が資産を飛躍的に増やすカギとなる。

情報収集を怠らない

投資の世界は日々変わります。常に市場の情報を収集し、経済動向や金利の変化に注意を払うことが重要。特に高配当ETFは利回りが高いことが注目されますが、配当カットのリスクもあるため、情報収集は欠かせない。また、上場廃止のリスクもあり得るので日々とまではいかなくても定期的な情報収集が必要だ。

だが、調べてもらえれば分かるが、高配当ETF比較的景気の波に強い。上記で紹介した銘柄も比較的価格変動はETFの中でも優しい方だ。

高配当ETF投資がもたらす精神的メリット

ここまで読んだ読者はわかると思うが、高配当ETFに投資することで得られる最大のメリットは、経済的な安心感だ。これにより、仕事でのストレスが軽減されたり、人生の選択肢が広がる。

月数万円の不労所得で別に暮らせるわけではないが、資産形成や生活費の多少の足しになるだろうし、メンタル面での持ちかたが違う。また、人によっては全ての生活費を補えるぐらい配当金を得ることができるだろう。筆者もその状態を目指しているが、後何年かかることやら(笑)

最後に

貯金力のある中流サラリーマンにとって、高配当ETFへの投資は理想的な資産形成の手段だ。銀行に眠るだけの資金を活かし、着実に不労収入を積み上げることで、長期的な精神的安定を得ることができる。日々の生活に投資を組み込み、堅実に資産を増やす道を進んでいくのが重要。

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