【VYM】20代リーマンで米国ETF高配当投資を始めるならコアにしたい銘柄を紹介

投資

みなさん、こんにちは

中流勤労投資家です。

20代のリーマン(サラリーマン)の皆さん、今の日本経済に不安を感じていないだろうか?銀行に預けてもほとんど増えない預金、インフレで目減りするお金、将来の年金への不安――これらは現実の問題だ。だからこそ、早いうちに資産運用を始めるべきではないだろうか?

そんな中で、筆者が20代のリーマンに強くおすすめしたいのが、米国高配当ETFへの投資だ。中でも、コアとなるべき銘柄は**VYM(Vanguard High Dividend Yield ETF)**だと思っている。このETFをコツコツと積み立てていくことで、将来の安定的な配当収入と資産拡大が見込めるからだ。

この記事では、VYMをコアに据えた投資戦略について徹底的に解説する。20代のうちに始めることで、いかに資産形成が加速するのかを感じてほしい。

VYMとは?米国高配当ETFの王道

まず、VYMとは何なのか?VYMは、米国を代表する資産運用会社であるバンガード社が提供するETF(上場投資信託)だ。正式名称はVanguard High Dividend Yield ETFで、名前の通り、高い配当利回りを提供する米国株に投資する商品だ。

VYMの基本情報

– 運用会社:バンガード(Vanguard)
– 対象:米国の高配当株
– 利回り:3%〜4%程度(市場の状況による)
– 経費率:0.06%(非常に低コスト)
– 構成銘柄数:400銘柄以上


VYMは、「配当利回りが市場平均以上」である銘柄を中心に構成されており、米国株の中でも特に安定した配当を出し続けている企業を集めたETFだ。

なぜVYMをコアにするべきなのか?

「米国高配当ETF」と一口に言っても、SPYDやHDVなどさまざまな選択肢がある中で、なぜVYMがコアにふさわしいのか?ここではその理由を詳しく説明する。

1. 高配当かつ分散効果が高い

VYMは、400銘柄以上の高配当株に分散投資している点が大きな魅力だ。他の高配当ETFと比べても、銘柄数が多く、セクター(業種)ごとのバランスも取れている。

– SPYD:配当利回りが高いが、構成銘柄は80程度と少なく、不動産や金融業に偏りがち。

– HDV:ディフェンシブ銘柄が多く安定感があるが、銘柄数が75と少ない。


VYMはこの2つと比べて、より多くの銘柄に分散されており、リスク分散効果が高い。セクター比率もバランスが良く、偏りが少ない点で初心者に適していると言える。

2. 経費率が圧倒的に低い

ETFを選ぶ上で重要なのが「経費率」だ。経費率とは、ETFを運用するために必要な手数料の割合で、これが高いと長期的にはリターンに悪影響を及ぼす。


– VYMの経費率:0.06%(ほぼ最低水準)
– SPYDの経費率:0.07%
– HDVの経費率:0.08%


VYMは、他の高配当ETFと比べても経費率が低く、投資家にとって非常にコスパが良い商品なのだ。長期的な資産形成を目指すなら、この低コストは大きなアドバンテージとなる。

3. 増配傾向が続いている

VYMの大きな魅力の一つが、配当金の増加傾向だ。過去10年間、VYMの配当金は安定的に増えており、将来的な収益性が期待できる。


– 安定性:市場の変動に関係なく、配当金が減少するリスクが低い。
– 成長性:米国経済の成長とともに、配当金が増える可能性が高い。


「高配当」というだけでなく、長期的に増配を期待できる点が、VYMをコアにするべき理由なのではないだろうか。

20代リーマンがVYMを選ぶメリット

ここからは、20代リーマンがVYMを選ぶことで得られる具体的なメリットについて説明しよう。

1. 配当金が将来の不労収入になる

VYMは、年3%〜4%程度の配当利回りを提供している。この配当金を再投資すれば、複利の力で資産が加速的に増える。20代からVYMを積み立てることで、将来には不労収入の柱を築くことができるだろう。

2. 米国市場の恩恵を受けられる

米国市場は、世界最大かつ最も安定的な成長を続けている市場だ。VYMを通じて、米国の経済成長や優良企業の収益力をダイレクトに享受できるのだ。

3. リスクを抑えながら運用できる

VYMの分散効果や安定性は、リスクを抑えたい初心者にも適している。20代でリスクを抑えながら運用を始め、経験を積むことで、投資のスキルを磨くことができるだろう。

VYMの構成銘柄トップ5を見てみよう

VYMの魅力をさらに深掘りするために、構成銘柄のトップ5を見てみよう。
1. Exxon Mobil(エクソンモービル)
– エネルギーセクターを代表する企業で、高い配当利回りが魅力だ。
2. Johnson & Johnson(ジョンソン・エンド・ジョンソン)
– ヘルスケアセクターの優良株で、安定的な収益を誇る。
3. JPMorgan Chase(JPモルガン・チェース)
– 金融セクターのリーダーで、配当金も堅実。
4. Procter & Gamble(P&G)
– 消費財セクターの大手で、ディフェンシブ銘柄の代表格。
5. Chevron(シェブロン)
– エネルギーセクターのもう一つの柱で、高配当と安定感が特徴。


これらの企業は、それぞれの分野で安定した成長を遂げており、VYMの信頼性を支える大きな要素となっている。

まとめ:20代のうちにVYMをコアに据えよう

20代リーマンにとって、VYMはコア投資として非常に適している商品だ。低コストで高い分散効果を持ち、配当金も安定的。これを積み立てることで、将来の不労収入の柱を築きながら資産を拡大することができる。
「いつか始める」ではなく、「今すぐ始める」ことが資産形成の第一歩ではないだろうか?VYMをコアに、未来の安定と成長を手に入れてほしい。

以上

コメント

タイトルとURLをコピーしました