みなさん、こんにちは
中流勤労投資家です。
新社会人として働き始めたあなた。社会人生活に期待や不安を抱えながら、日々の業務に追われているのではないだろうか?しかし、ここで一つ問いたい。「その労働収入だけで将来裕福な生活を手に入れられると思うだろうか?」
答えは残念ながらNOだ。日本の平均年収を考えると、労働収入だけで資産を築くのはほぼ不可能だと言っていい。では、どうすれば良いのか?その答えが投資だと思う。特に新社会人である程度余剰資金のできたタイミングから投資を始めることで、将来の経済的な自由を掴む可能性は格段に高まる。
この記事では、投資初心者に最適なNISA(ニーサ)の積立枠を活用した資産形成の方法を解説する。特に、全世界株式と米国株式への投資を中心に、具体的なメリットや始め方を紹介していく。
1. 労働収入だけでは裕福になれない現実
まずは、なぜ労働収入だけでは裕福になれないのかを説明しよう。これを理解しないと、なぜ投資が必要なのか腑に落ちないのではないだろうか?
1.1. 給料は上がりにくい時代
日本の平均年収は過去20年以上ほとんど横ばいだ。物価や税金がじわじわと上昇する中、収入が増えないとなれば、実質的に生活水準は下がる一方なのだ。
日本の現実:終身雇用や年功序列といった制度が崩れつつあり、安定的に昇給する仕組みは弱まっている。
インフレの影響:物価が上がることで、お金の価値が目減りしてしまう。
1.2. 資産を増やすためには「お金に働いてもらう」必要がある
労働収入だけでなく、投資を通じてお金を増やすことが重要なのだ。お金に働いてもらうことで、次のような効果が期待できる。
複利の力:投資で得た利益を再投資することで、資産が雪だるま式に増えていく。
資産の自動成長:自分が働かなくても、資産が収益を生み出してくれる。
裕福になるためには、早い段階で「労働収入だけに頼らない仕組み」を作る必要があるだろう。
2. 社会人こそNISA積立枠で資産UPを目指そう
投資を始めるにはさまざまな選択肢があるが、特に新社会人にはNISAの積立枠を使うことを強くおすすめする。
2.1. NISA積立枠の概要
NISA(ニーサ)は、投資で得た利益が非課税になる税制優遇制度だ。その中でも、積立NISAは以下のような特徴を持つ。
年間の非課税枠:120万円
非課税期間:永年
対象商品:低コストな投資信託やETF
3. なぜNISA積立枠が新社会人に最適なのか?
3.1. 少額から始められる
毎月1,000円からでも投資が可能だ。新社会人の限られた収入でも無理なくスタートできるのではないだろうか?ただあまり投資金額が低くては意味がないので、自分の中でいつまでにいくら欲しいという目標を決め、シュミレーションした上で、月額投資額を決めるべきだ。
3.2. 運用益が非課税
通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかるが、NISAならこの税金がゼロになる。長期的な運用では、この差が非常に大きい。また、似たような非課税投資仕組みでidecoもあるこちらも投資の利益にかかる税金が非課税だが、NISAと違いいつでも引き出せるものではなく、流動性が低い。個人的にはNISAをまず優先してやるべきかなと。
3.3. 手間がかからない
一度設定すれば、毎月自動で積立が行われるため、仕事が忙しい新社会人でも手間をかけずに続けられる。最近はクレジットカードを利用しての積立も可能な証券会社が多く、またポイントの還元率も高かったりする。ぜひ積立設定する際はクレジットカードを利用してポイント稼ぎのツールとしても使おう。
4. まずはいきなり個別銘柄ではなく、全世界/全米へ投資しよう
初心者にありがちな失敗が、いきなり個別株に手を出してしまうことだ。個別株はリスクが高く、初心者には不向きだ。代わりにおすすめするのが、全世界株式や全米株式(S&P500)に連動するインデックスファンドへの投資だ。
4.1. 全世界株式への投資
全世界株式型の投資信託は、世界中の企業に分散投資できる商品だ。これ1本で、先進国から新興国まで幅広くカバーできる。
分散効果が高い:地域ごとのリスクを分散できる。
世界経済の成長に乗る:全世界の経済成長を享受できる。
4.2. 全米株式(S&P500)への投資
全米株式やS&P500に連動する投資信託は、米国の主要企業に投資する商品だ。特に、S&P500は過去数十年にわたり右肩上がりの成長を続けており、初心者にも非常に適している。
安定感が抜群:米国経済の成長に支えられ、長期的にリターンが期待できる。
コストが低い:多くの商品が低コストで運用されている。
5. どんどんパイが大きくなっていくものへ投資する理由
投資を成功させるためには、「どこに投資するか」が重要だ。ここでは、全世界株式や米国株式に投資すべき理由を解説する。
5.1. 成長市場に投資するメリット
世界経済の成長:世界全体の経済は長期的に成長しており、特に米国はその中心的な存在だ。
人口増加とイノベーション:新興国の人口増加や米国の技術革新が、株式市場の成長を支えている。
全世界株式と米国株式の比較
全世界株式:地域ごとの分散効果が高く、リスクを抑えたい人向け。
米国株式:成長性が高く、長期的なリターンを重視したい人向け。
これらを組み合わせることで、バランスの取れたポートフォリオを構築できるのではないだろうか?ただ商品の目論見書をみると全世界株も正直ほとんどが米国株で構成されているパターンが多い。
最後に:迷わず始めて未来を変えよう
新社会人にとって、投資を始めるのは今が絶好のタイミングだ。労働収入だけでは裕福になれない時代だからこそ、NISA積立枠を活用して、全世界株式や米国株式への投資をスタートさせよう。
「いつかやる」ではなく、「今やる」ことが資産形成の第一歩だ。この記事があなたの未来を変えるきっかけになれば幸いだ。
以上
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