【資産形成の第一歩】まずは現状把握から始めるべき理由

投資

どうもこんにちは、中流投太郎です。

皆さん、資産形成してますか?

筆者は30代の日系大手のリーマンだが、日々ある程度節約をしながら、なんとなくゆっくりと資産形成を続けている。普通のサラリーマン家庭、共働き世帯で子どもが一人というごく一般的な状況だ。だからといって、大金を一気に投資して資産を爆発的に増やすなんてことはできない。ただ、毎月コツコツと節約と投資を続けているのだ。

結婚もして、結婚式もあげ、家も購入した。それでも今のところ世帯で資産は2,000万円ほどになっている。そんな僕が今日お伝えしたいのは、資産形成はまず現状把握からすべてが始まるということだ。

なぜ資産形成は「現状把握」から始めるべきなのか

資産形成をする上で、いきなり「投資だ!」と走り出す人も少なくない。だが、まず必要なのは「自分の立ち位置」を知ることではないだろうか。自分の現状を捉えて、将来こうなりたいに対してどこまでギャップがあるのか?何事もスタートはそこだと感じる。

貯める目的を明確にする

資産形成と一口に言っても、その目的は人それぞれだ。

• 老後のための備え

• 留学資金だとか資格取得のための準備金

• 家を買うための頭金

• あるいはFIREを目指す

いずれにしても「何のために、どれくらい必要なのか」をざっくりでもいいのでイメージすることが大切だろう。目的が見えないままでは途中で挫折しやすい。逆に、明確な目標があると日々のモチベーションにもつながるのだ。

現状把握の第一歩は「支出の確認」

次にやるべきことは、自分が普段どれくらいお金を使っているのかを知ることだ。

• 家賃や住宅ローン

• 食費

• 光熱費

• 交際費

• その他の固定費

こうした支出を一度整理してみると、「こんなに使っていたのか」と気づくことも多い。毎月どれだけお金が出ていって、どれだけ残るのか。そして、そのうちどれだけを投資に回せるのか。これを知ることは、資産形成の最初の大きなステップだと思う。

現状把握の第二歩は「収入の確認」

支出だけではなく、もちろん収入の把握も欠かせない。

• 毎月の手取りはどれくらいか

• ボーナスは年にいくらあるのか

• 副収入があるのか

ここで「支出の方が多い」と気づく人もいるだろう。それは決して悪いことではなく、むしろ改善すべきポイントに気づけたということだ。まずは赤字にならないキャッシュフローを作ることが資産形成の大前提ではないだろうか。

投資という選択肢をどう考えるか

現状把握ができたら、次に考えるのは「どんな手段で資産形成を進めるか」だ。

もちろん貯金だけでも良いのだが、このブログを読んでいる人はおそらく投資に関心があるだろう。僕はこれまでの記事でも何度も書いているが、やはり王道は インデックス投資 × 高配当投資 ではないだろうか。

インデックス投資と高配当投資の強み

• インデックス投資:市場全体の成長に乗る形で長期的に安定的な資産形成ができる

• 高配当投資:配当金という現金収入を得ながら、再投資や生活の余裕につなげられる

よくある「レバレッジ商品」だとか「短期の個別株投資」も選択肢としてはあるが、投資初心者がいきなりそこに手を出すのはリスクが高いだろう。コツコツ積み立ててきた資金を一瞬で失ってしまう可能性もある。

その意味では、インデックス投資や高配当投資といった堅実な選択肢にシフトしていくのが現実的な戦略なのではないだろうか。

現状把握をもとに「逆算思考」で資産形成を考える

現状把握をしてみると、「自分は月にこれくらい投資に回せる」という金額が見えてくる。

逆に「将来これだけの資産を築きたい」と考えるなら、「毎月いくら投資すべきか」という逆算もできる。

• 目的を決める

• 収支を把握する

• 投資可能額を決める

• その中でインデックスや高配当投資を活用する

こういう流れで考えれば、資産形成の道筋がかなりクリアになるはずだ。

まとめ

資産形成のスタート地点は、間違いなく「現状把握」だと思う。

• 何のために資産を築くのか目的を明確にする

• 収入と支出を把握して、投資可能額を知る

• その上で投資という選択肢を現実的に検討する

いきなり派手な投資で資産を大きくしようとするよりも、まずは自分の立ち位置を理解すること。それが結果的に、長期的に資産形成を成功させる最短ルートではないだろうか。

僕自身、まだまだ道半ばだが「現状把握から始めることの大切さ」は身をもって実感している。これから資産形成を始めたいと思う方に、少しでも参考になれば嬉しい。

以上

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