サラリーマンたるものネガティブな感情は表に出さない方がいい

仕事

みなさん、こんにちは。

中流投太郎です。

誰しも気分が落ち込む瞬間はあるだろう。筆者も30歳前後という年齢になり、仕事や家庭の中で心が沈むことは何度もある。人間である以上、感情が上下するのは自然なことだ。ただ、筆者はそうしたネガティブな感情を、できる限り職場では出さないように心がけている。なぜなら、感情を表に出すことは、自分だけでなく周囲にも大きな影響を与えるからだ。今日はそんな事ダラダラ書いてみよう。

周囲に与える影響が想像以上に大きい

筆者が新入社員だった頃の話だ。ある先輩社員が、毎日のようにため息をついてデスクに座っていた。正直、筆者はその人に声をかけづらかったし、何かを相談するのもためらった。「今声をかけたら迷惑かな」と無意識に思ってしまうのだ。結局、その先輩は仕事の内容よりも「暗い雰囲気」の方が印象に残ってしまった。

逆に、別の先輩はいつも明るく「よし、やろう!」と声をかけてくれた。多少忙しくても、そういう雰囲気を持っている人には自然と相談したくなるし、安心感もある。つまり、同じ職場で同じように働いていても、雰囲気の違いが周囲の行動を変えてしまうのではないだろうか。

評価にも直結する

会社に勤める以上、評価は避けられない。もちろん成果や数字が一番大事だと考える人もいるだろう。だが、実際に評価を下すのは「人間」である。筆者が経験した例では、数字をしっかり出しているにもかかわらず、上司から「最近なんか元気ないね」「調子悪そうだね」と言われている人がいた。本人はきちんと成果を残しているのに、雰囲気だけで「仕事を振りにくい」と思われてしまっていたのだ。

一方で、成果は平均的でも「元気そう」「楽しそう」に見える人が高く評価されることもある。結局のところ、人は数字だけで判断できない生き物だ。だからこそ、雰囲気や感情の出し方は、思っている以上に評価に直結するのではないだろうか。

大人としての身だしなみ

感情をコントロールすることは、大人として必要な「身だしなみ」だと思う。筆者も家庭ではつい愚痴をこぼしてしまうことがある。仕事で嫌なことがあって帰宅し、無言で夕飯を食べると、妻から「今日何かあった?」と聞かれたことがある。自分では隠していたつもりでも、表情や態度に出てしまっていたのだ。

そのとき気づいたのは、「感情も身だしなみの一部」ということだ。髪型や服装を整えるのと同じように、表情や態度も意識して整える必要があるのではないだろうか。社会人としてはもちろん、父親や夫としても、常に不機嫌そうな顔をしているのは損でしかないと痛感した。

出すならポジティブな感情

ネガティブな感情を出さない一方で、ポジティブな感情は積極的に出すべきだと思う。職場でも家庭でも、「ありがとう」「助かったよ」と声をかけるだけで空気が変わる。

筆者が以前上司から学んだことに「褒め言葉は貯金、愚痴は借金」という言葉がある。褒め言葉や感謝を出せば出すほど信頼残高が増え、いざ困ったときに助けてもらえる。一方、愚痴や不満を口にすると、それだけで残高が減ってしまう。なるほどと思った。結局、人間関係はお金の残高のようなものかもしれない。だからこそ、出すならプラスの感情だ。

まとめ

サラリーマンにとって、ネガティブな感情はできるだけ表に出さない方が良いと思う。なぜなら、それは周囲に悪影響を与え、評価にも響き、大人としての信頼を損ねるからだ。逆に、ポジティブな感情を表に出すことで、人間関係や評価が良い方向に向かうことが多いのではないだろうか。

もちろん、弱音を吐くことが悪いわけではない。信頼できる人や適切な場所では、むしろ吐き出した方が健全だ。ただ、少なくとも日常の職場や人前では、できる限りポジティブな感情を表に出すこと。それが、サラリーマンとして、そして大人として得をする生き方なのではないだろうか。

以上

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